中国と戦争すれば米は負け…訪米中の都知事講演で断言
【ワシントン=五十嵐文】訪米中の石原慎太郎東京都知事は3日、ワシントン市内で講演し、仮に中国と米国が戦争すれば、「米国は絶対に中国に負ける」と断言した。
石原知事は「戦争は、しょせん生命の消耗戦だ。米国はイラクで米兵が2000人死ぬだけで大騒ぎするが、生命に対する価値観が全くない中国は憂いなしに戦争を始めることが出来る。戦渦が拡大すればするほど生命の価値にこだわる米国は勝てない」と述べた。
さらに、中国が大陸間弾道弾(ICBM)の実験に成功したり、日本周辺で原子力潜水艦の活動を活発化させたりしていることを指摘。「生命に非常に無神経な指導者が、米国との緊張が高まった時にどういう挙に出るか。われわれは冷戦よりはるかに危険度の高い緊張の中にある」と中国に対する警戒感をあらわにした。
(2005年11月4日10時45分 読売新聞)