議員日記  2004.1.06〜1.29
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1/ 29(木)
腹立たしいこと2題(その1)
 
     連日お騒がせの、民主党古賀潤一郎議員に対する民主党としての処分は、「除籍」(除名と同じだそうです)ということになったようです。一旦決めようとした「離党」よりは厳しいものの、党として議員辞職を勧告するわけでもない、中途半端なものとなりました。
   
   事態がここまで悪化したことで、民主党の見識そのものが問われたのですが、小沢一郎に遠慮しているのか何なのか(古賀氏は元自由党)、岡田幹事長は「議員辞職すると補欠選挙で誰が出てくるかということもよく考えてもらいたい」などと言って、「離党」で幕引きしたかったようです(菅代表も同じ考え?)。しかし世間の批判や、枝野政調会長など党内大半の「事実発覚後の対応が悪すぎる」などという突き上げもあって、このような処分となったのでしょうか。
   
   古賀氏ご本人はアメリカまで出掛けたものの、「電話帳で見つけ、卒業手続きを依頼したが、今は名前も忘れた」弁護士は探し当てられなかったようです。それはそうでしょう。そんな弁護士が実在するなどと、誰が信じるでしょうか。
   また一昨日地元での「議員辞職はしないが議員報酬は受け取らない、ペパーダイン大学は卒業する」などという街頭演説も全くピント外れです。報酬返上は寄付行為で公選法違反という疑義が出てきますから、この話はウヤムヤになるでしょう。改めて大学に通って卒業しても、勿論過去の経歴が変わるものでもありません。
   
    もしかしたら民主党では、4月の補欠選挙を免れる3月15日以降に辞職させることで、衆議院での当面の山拓氏復活の目を潰すという高等戦術を考えているのかも知れませんが、それは策を弄しすぎというものです。今回の半端な処分で、民主党の支持率が急降下することも十分に考えられます。
 
   今後事態がどう転んでも、古賀氏が再び選挙に出ることはまず有り得ないでしょう。そういう意味で政治生命はもう終わっています。このまま冷ややかな視線を浴び続けるより、新たな道を見つけて再出発した方が余程ましだということに早く気が付いてほしいものです。


1/26(月)
吉祥寺シアターのこと(その3)


   1/16に続いて「吉祥寺シアター」の話題です。
昨年、企画政策室企画調整課で出した「武蔵野市吉祥寺シアター(仮称)基本計画」(H15/2)に、再度目を通してみました。

   全44ページの基本計画の内、第一章の “基本理念”の中に、このシアターの性格を「同時代の舞台芸術」とすると書かれています。今まで、武蔵野市には現代演劇・舞踊のための劇場がなかったので、基本的にはこのような計画には賛成です。但し、いくつか問題点もあります。

   例えば、現代演劇やダンス等を主用途と言いながらも、他の施設との用途別一覧表(企画書の39ページ)を見ると、副次的利用として“歌謡曲・落語・講談”にも使用できるとしています。たぶん、“貸館事業(自主事業でなく場所を貸す事業”)として落語や歌謡曲も使えた方が稼働率が高まる、と考えているのでしょうが、「現代演劇を中心とする劇場」と謳っているのなら、もっと徹底してそのジャンルを訴求した方が、有能な人材も集まりやすく、知名度も高まるのではないか----とも考えられます。

   また、前述の“基本理念”には5ページも割きながら、“収支”については半ページしか説明がありません。その中では「助成金・協賛金・寄付金などを積極的に獲得し、自主事業の財源とする。」「市の財源を中心として効率よく管理運営を行い、経費の軽減に努める」(17ページ)と、専ら市に依存する甘い見通しで書かれていて、ちょっとお粗末だと気になりました。もっと突っ込んだ分析が必要ではないでしょうか。
例えば、
・どのくらいの観客動員を見込んでいるのか
・協力してくれる劇団との交渉は進んでいるのか、また劇団の数は?
・稼働率はどの程度を予測しているのか
・貸館事業と自主事業の比率は?
など、他の劇場などの参考データも示しながら説明することが重要だと思います。
   
   東京都の劇場が赤字で、てこ入れに躍起となっている今、入場料の設定も含めもっと具体的な裏付け・データを示して市民に説明して欲しいものです。
   開館は来春の予定だそうです。公募で決定した支配人の個性が反映される場面も多くなるでしょう。今後も注視していきたいと思います。

*「武蔵野市吉祥寺シアター(仮称)基本計画」(H15/2)をお読みになりたい方は、武蔵野市の企画政策室企画調整課に問い合わせすれば、入手方法など教えてくれると思います。





1/ 24(土)
選挙違反に思う(その2)
 
   アメリカ出張中の古賀潤一郎氏は更に苦しい状況に追い込まれているようです。
   ところで今回の総選挙で当選した議員の内、既に議席を失った人、又は失う可能性のある人は次の6人です(敬称略)。

    ・近藤 浩     (自民)愛知4区    比例で復活当選 --- 逮捕後辞職  
    ・新井正則   (自民)埼玉8区    小選挙区で当選 --- 逮捕後辞職
    ・都築 譲     (民主)愛知15区 比例で復活当選 --- 公設第1秘書で出納責任者を逮捕
    ・今野 東     (民主)宮城1区    小選挙区で当選 --- 支援労組幹部を逮捕
    ・鎌田さゆり(民主)宮城2区    小選挙区で当選 --- 支援労組幹部を逮捕
    ・古賀潤一郎(民主)福岡2区    小選挙区で当選 --- 学歴詐称疑惑が浮上

   この内、自民の二人は買収資金を運動員に直接渡したというもので、弁解の余地はありません。
古賀氏以外の民主党議員については、いずれも選対幹部が電話掛けのアルバイトの主婦などに、日当を払ったとか、後日払う約束をしたとかいうものです。正規の事務員や運転手以外に報酬を支払うことは違反になります。
  古賀氏のケースはかなり異質なので別にしても、 問題点は2つあると思います。

  一つ目は辞職した自民の二人と民主の議員では、状況が随分違うことです。特に今野、鎌田の両議員の場合、労組幹部が公選法をよく知らずに、議員の知らないところでバイトの人達に日当を払ってしまったのではないかとも言われています。仙台高検が妙に張り切って、連座制適用を公言しているのは、ちょっと先走りすぎではないでしょうか。不注意から議席を失い、5年間同じ選挙区から立候補もできなくなるというのでは、全体から見てバランスを欠いているように思えるのですが、どうでしょうか。
   二つ目は比例区当選者の失職にまつわる問題です。上の例で近藤氏は重複立候補していた小選挙区で敗れ、比例で復活当選しました(都築氏もそうです)。しかし比例区当選者が辞職しても、同じ党の名簿から次の順位者が繰り上がり、所属政党は議員数を減らすことはなく、そういう意味での痛みはありません。一方、小選挙区の当選者が辞めた場合は繰り上げはなく、補欠選挙が行われます。  
   どうも仕組みが不公平に思われます。少なくとも悪質な選挙違反や刑事事件などで、比例区当選者が起訴された場合、繰り上げは止めるか、又は失職者の所属政党以外の次の比例上位者を当選させる、などの改正をすべきだと思います。重複立候補ついてはあれこれ議論があり、方向は定まりませんが、このことでは異論は出ない筈です。新聞などでガンガン取り上げて世論を盛り上げてほしいものです。
   逮捕・起訴されても国会議員の職にしがみついていた、鈴木宗男被告や友部達夫被告などのことも腹立たしい限りですが、これはまた今回の問題とは分けてしっかり議論すべき制度改正のテーマかと思います。




1/ 21(水)
選挙違反に思う(その1)
 
   既に2人の衆議院議員(いずれも自民)が選挙違反で辞任に追い込まれていますが、今度は民主党の古賀潤一郎議員が経歴詐称で窮地に陥っています。せっかく、次々と女性問題が明るみになり、裁判でも負けた「??拓」などと呼ばれている自民党の大物に競り勝ったのに、今回の言い訳はどうも怪しい。かつてのサッチーやA・猪木の側近などのウソ八百と違って、4年も5年も、件の大学には在籍したということなので、「中退」とでも書いておけばセーフだったかも知れません。しかし西海岸のテニスの大会で優勝したというのもウソではないかという報道も出てきて、先行きはますます厳しそうです。

   ところで政党交付金を使って買収したのではという、はるかに悪質な違反で逮捕されている埼玉8区選出の新井正則前議員派の選挙違反では、自民系の所沢市議が10人も逮捕されてしまいました(市議会の定員は36人)。10−20万円をもらって選挙運動をした容疑です。選挙の応援をするのは自由ですが、結構な議員報酬をもらっているのに、危険を犯してまで何でこの程度の金を懐に入れるのか、サッパリ判りません。とにかく今、所沢の市議会はてんやわんやのようです。一人の市議は辞職したようですが、他の人も即刻やめるべきです。

   国会議員にも地方の議員にも、市民の模範となるようなモラルを期待するのは高望みなのかも知れませんが、せめて人並みの常識、善悪の判断能力は持ってほしいものです(もちろん私自身も常に自戒しなければなりません)。
   選挙では、人格も識見も立派な候補者はなかなか当選できず、ただ当選することだけが目的という候補者が当選することがよくあります。そんなことが選挙や議員にまつわる情けない事件の背景にあるのでしょうか。


1/ 19(月)
身近なリサイクルについて思うこと
 
   耐久消費財を買う時は、目先のデザインや値段だけではなく、なるべくカタログなどで品質・機能などをよく調べてから購入するようにしています。外形寸法をよく測らないで買って収まらないという失敗も過去にあるので、そのあたりにも気を付けます。とにかく飽きのこないものを長い期間使った方がいいと考えています。
   その結果、時々部品が壊れて、交換したり修理する必要が出てきますが、日本のメーカーは壊れたら捨てて買い換えてほしいと思っているせいか、修理に冷淡です。部品取置き期間は最長で10年くらいで、それ以上の場合は、運が良ければ部品が残っていることもありますが、後はあきらめて新品に買い換えるしかないという仕組みになっているようです。

   ところで最近、長年使っているガスレンジの五徳のアームの1本が取れてしまって不安定なので、メーカーや東京ガスなどに部品があるかどうか問い合わせましたが、もうないとのことで現在方々を探しています。
   五徳そのものは鋳物で出来たありふれたものですが、メーカーによって形が違い、共通性がないようです。ガスレンジも随分痛んでいて調子もあまり良くないので、本当は買い換えたいのですが、下部のオーブンと完全に一体になっていて単独では取り外せず、しかもオーブンの方には特に問題がないので、取りあえず五徳だけを交換したいというのが現状です。
   自治体のリサイクルセンターにも2〜3件問い合わせてみましたが扱っていないということでした。
   そこで、中野区にある「救世軍」のリサイクルバザーに行ってみました。残念ながら、探していた五徳はこの日は見つかりませんでした。
   しかしいつも感心するのは、ここでの古道具や電化製品・古着・食器などを整理、分類するシステムです。以前訪れたことがあるパリやロンドンの蚤の市でも、同じような感想を抱いたことがあります。
   これらの場所が日本の骨董市と異なる点は、生活道具や部品を見事に分類し、専門的にその種類だけを扱う業者が存在することです。例えば、ドアノブ、シャンデリアの部品、水道の蛇口や配管・給水管、メガネのツル、ガス台etc.、日本では想像のできないようなトイレの便器などさえ見事に分類・集積されているのです。
   家庭の中で自分で修理や改修をする時、DIYのお店に行く前にこのような蚤の市で探せば、ちょっとしたアンティックな部品も見つけることができるので、一般の人の生活に大変重宝な場所として定着しているようです。

   もちろん、日本とヨーロッパの生活を一概に比較することはできません。水道用品などは様々な規制で、海外の部品を使えない場合もあります。しかし、古い物を使いこなす生活スタイルはもっと私達にも取り入れられる部分ではないかと感じています。例えば、使っていたドアノブが壊れたとき、新しいノブではなく、中古品に取り替えたり、電気の笠を古い陶器製の物に替えたり、水道の蛇口を今でも十分に使える古い型に替えたりなど、各自のセンスで工夫できる生活が可能になります(もちろん、今でも工夫している人はいると思いますが)。

   消費者が生活スタイルを変化させていけば、メーカー側も今のようにただ目新しい物だけを追ってばかりではやって行けなくなるでしょうし、アフターケアーのあり方も変えざるを得なくなると考えます。
   そして何より、生活自体も質的に転換して、エコロジカルな生活につながるのではないでしょうか。上手に古着屋を利用する若い人達や各地で開催される骨董市(都内でも数カ所で定期開催されています。)に多くの人々が集う雰囲気を見ると、私以外にこんな感想を持つ人がきっと沢山いると感じています。



1/ 16(金)

吉祥寺シアターのこと(その2)

  吉祥寺シアター(鉄筋コンクリート造地上3階建 延面積約1,430u)の新築工事については指名競争入札が行われ、建築工事では昨年11月、設備関係の工事では昨年12月に工事業者が決定しました。
   市のこちらのページに結果が掲載されています。抜き出して一覧表にしてみました。

工事の別 落札業者 落札金額 落札率
建築工事 白石建設(株)武蔵野営業所 228,000,000 73.5%
電気設備工事 浅海電気(株)東京本店 40,000,000 48.8%
給排水衛生設備工事 (株)五十嵐工業所 23,700,000 96.7%
空調換気設備工事 (有)織田ホーム機器 64,900,000 93.8%
舞台機構設備工事 森平舞台機構(株) 50,000,000 99.0%
舞台照明設備工事 松下電工(株)東京本社 67,800,000 91.6%

 
 これを見ると、建築工事と電気設備工事で落札率(落札価格÷予定価格 %)がかなり低いことが判ります。「激辛通信(第1号)」の6ページにも書きましたが、武蔵野市の場合落札率はここ数年95%前後で高い数字です(多くの自治体も似たり寄ったりです)。市長は野党議員から「落札率が高すぎるのではないか? 談合の疑いがあるのではないか?」と素朴な質問をぶつけられても、答は判で押したように、「
落札率が高いのは担当者の積算が正しいことを示すもの」というもので、コストダウンにはあまり熱心ではないようにも見受けられます。

   ところが今回、建築工事の落札価格が低すぎるということで「公共工事低入札価格調査委員会」なるものが開かれ、審議されたということです(電気設備工事については開かれたかどうか把握していません)。結局落札結果の通りということで落着したようです。勿論あまりに低価格で落札されると、手抜き工事が行われることはないか、品質が低下するのではないかという心配が生じるので「いくらだと適正か」という判断は簡単ではありません。あらかじめ最低落札価格を設定するケースもあるようです。
   逆に適切な競争が行われず高額で落札されると、割を食うのは、高いものを買わされた市に税金を払う市民、ということですから談合は断じて許されるものではありません。勿論業者には適正な利潤を追求する権利がありますが、競争と両立させてもらいたいものです。

   入札について、先日テレビ朝日の「サンデー・プロジェクト」で、談合をやめたある測量会社(所在地長野県)が取り上げられていました。ご覧になった方も多いと思います。今回は2度目の取材・放送で、癌を患い医者から寿命あと1年と言われた近藤社長が、談合から抜けることを決心してからの3年あまりを追っていました。NHKの「プロジェクトX」よりもよほど感動的でした。
   談合をやめて他社より格段に低い価格(3割以上安かったと思います)で入札するようになった結果、長野市からは指名を外され、他の自治体の入札でも嫌がらせを受け、社員全員を一旦解雇し、給料も下げて3分の1程度を再雇用するなど苦しい状況が続きます。
   一方、業界団体の代表者は、「談合はないのか?」という記者の質問に対し、「談合のダの字もない」というだけでした。測量会社が倒産寸前へと追い込まれた頃になって、やっと公取委の査察が入り、長野市の担当者も、業界団体のトップも事情聴取を受け、その結果つい最近、嫌がらせはなくなり、近藤社長もやっと一息つけるようになったというところで番組は終わりました。

この番組を見て感じたことは、長年の間に「談合入札」が業界の中に一種の仕組として根付いているのではないかということです。現在のような厳しい経済状況の中では、もしかしたらこれまで以上に巧妙な手口で談合が行われているかもしれません。

   とかく、入札制度については、
      ・落札率が高すぎる。これは談合(それも多くの場合発注者ぐるみの官製談合)が行われてい         るからではないか。
      ・そもそも発注者の予定価格は適切に見積もりされているか。
      ・指名競争入札の場合、業者の指名は適切に行われているか。全部一般競争入札に切り替える         ことはできないのか。
      ・第三者が入札を傍聴できるようにして透明性を高めるべきなのでは。

   など改善点が山積しています。入札改革に着手した、入札先進自治体では軒並み落札価格が大幅に下がっています。そして今のところそういった自治体で、完成した物件の品質に問題があったケースはないようです。少なくとも表面化していません。
   土屋市長もいつまでも上述したような強弁を続けるのは得策ではないと判断されたのかどうか、この分野では最先端の横須賀市を視察などされています(市長メルマガ03/11/4号)が、今のところ市として具体的な提案はありません。
   入札の問題については上記の改善点の以外にも市民サイドの監視や、様々な角度から価格をチェックできるようにすることも重要だと思います。

   吉祥寺シアターについてはもう一回、別の角度から書いてみたいと思います。




1/ 12(月)

吉祥寺シアターのこと(その1)

   
武蔵野文化事業団(理事長:土屋市長)が一般公募で選考を進めていた、吉祥寺シアター」(来年4月開館予定)の支配人が決定したことが先日報じられていました。経歴や語っていらっしゃる抱負からすると、なかなか適任の方のようです。
 
 但し、以前にも書きましたが、一般公募した図書館長の職務に関連して、市長はこんな発言をしています。シアターの支配人も同じ位置付けの筈なので再掲しますと、

「図書館長を公募したから、したがって外郭団体の理事長やその他幹部職員も公募しろとは、余りに無責任な御意見かと存じます。そもそも図書館長は全体の組織の中の一環でありますし、しかも地方公務員法一般職として採用しているわけであります。したがって、地方公務員法の適用を受け、指揮命令監督、この場合には直接的には日常的な業務の中では教育委員会の指揮命令を受け、そして身分的には市の職員ですから市長の監督を受けるわけであります。したがって、これらの一連の地方公務員の体系の中に入っている一つのポストを公募するのと、財団法人なり社会福祉法人なり、あるいは特別法人なり、こういうところの法人で裁量権を大幅に持っているところの人事とはまるっきり性格が違うわけです。(中略) 財団法人とか社会福祉法人とか、あるいは特別法に基づく法人というのは、大幅な裁量権を与えられている。その裁量権を目的外に行使するとなると、莫大な損害を市に与える可能性があるから、だからこそ、外郭団体と言いますが、関連団体の人事というのは、その人物の信用力が第一なんです。そのことを抜きにしては考えられないわけであります。」(2003.06.13 : 平成15年第2回定例会)

   
野党議員からの、「市の出資団体(外郭団体)などの役員についても、公募を増やす考えはないか?」という質問に対する答弁の中での発言で、やや感情的になっているのを割引いても、公募で選ばれた当人にすれば、「自分の地位・立場はこんなに軽いものなのか」と感じるのは当然で、随分失礼な話だと思います。公務員以外は経験したことがない市長ならではの発想でしょうか。

   支配人を
一般公募すると聞けば、思い切った人材発掘と感じる方も多いと思いますが、上記の発言を見るとかなり印象がしぼんでしまいます。ともかく、「支配人」のこれからの活躍に注目したいと思います。



1/ 8(木)

賀詞交歓会


   昨日市内のホテルで、市長・市議会議長・商工会議所会頭・商店会連合会会長主催の「賀詞交歓会」がありました。どんなことが行われるのか、見学がてら出席してみました。

   会費は一人5千円で、8階の大広間で立食形式で行われました。開始の午後1時の5分前くらいに到着したのですが、すでに会場は人で一杯でした。市の幹部や他の市議の人達も大勢出席していました。
   会の名前から名刺を盛んに交換するのかと思ったら、そういうことはあまり行われてはいないようでした。みなみらんぼう氏とも短い時間でしたが話ができました。

   開始後に市長の挨拶に続き、市議会議長、商工会議所会頭、商店会連合会会長が計30分くらい話をしました。結婚式などの祝辞でもよく言われることですが、こういったパーティでのスピーチはすごく長く感じられます。(勿論いざ自分がやらされたら、なかなか出来ないことだとは思いますが)

   来賓として招かれた民主党の菅代表が、アドリブでインパクトのある話をされたので、余計に違いが目立ちました。(菅さんは選挙で潰れた喉もなおり、以前よりずっと声が通るような気がしたのは私だけでしょうか?)

   短い時間の中で、自分なりの言葉でピシッと決めることの難しさ、大切さを痛感しました。



1/6(火)
平年とは?


   明けましておめでとうございます。今日から本年の日記を始めます。

   少なくとも日本ではおだやかな正月でした。でもこんなに"おだやか"="暖か"でいいのでしょうか。箱根駅伝でも「これからは暑さ対策が重要になる」などと解説者が言っていました。南極では氷が薄くなっていて、「しらせ」は砕氷能力を使う必要もなく、ヘリの着陸場所や雪上車の走路もよほど注意して選ばないと大変なことになるそうです。

    もう「異常気象」とか「暖冬異変」などという言葉はやめた方がいいでしょう。毎年毎年温暖化がすっかり定着しているのですから。ところが当の南極観測隊員が「三十年周期で熱くなったり寒くなったりすると言う人もいるし、温暖化が進行していると言う人もいて原因はよく分からない」などと発言する有様です。
   この新聞記事を読んで思い出したのは「急に熱い湯の中に入れられたカエルはあわてて器から飛び出すが、水をゆっくり温めると中のカエルは茹で上がってしまう」という喩え話です。もしかすると、我々人類はもう相当茹で上がっているのかも知れません。

    地球は氷河期と間氷期を交互に繰り返していて、温暖化が進む時代があるとしても、人類がいない時と登場してからとでは、そのスピードがまるで違うので、いろいろ困ったことが起きていると考えられています。天然資源を掘りまくり、エネルギーとして燃焼させまくっているのですから急激な温暖化が進まない方がおかしいのではないでしょうか。

   ところで天気予報の中で、よく「平年なみ」とか「平年と比べて」とか言っていますが、これの元になる「平年値」とは何かご存知でしょうか。
   ちょっと調べたところ、2001年から2010年まで使われる平年値とは、
「1971年から2000年までの30年間の平均値」だそうです。1991年から2000年までは、「1961年から1990年までの30年間の平均値」が平年値とされていました。
   つまり「平年値」も10年毎に変わります。東京の1月平均気温の平年値は30年間で1.7°Cも上昇しているそうです(詳しくは こちら)。「今年の気温は平年より1度も高かった」などと言っていますが、実際は昔に比べてもっと高くなっていると考えて間違いないようです。

   ついでに申しますと、「降水確率」とか「気象予報士」とか、いろいろ登場してきましたが、天気予報がますます当らなくなってきたような気がするのは私だけでしょうか。
   彼等が天気番組の最初に出てきて「ひまわりから見た全国の気圧配置は・・・」だとか「今日は二十四節季の云々・・・」とかしゃべるあのワンパターンな始め方はどうにかならないのでしょうか。折角、専門家として出てきたのなら、まず今日(明日)の天気をズバッと言ってから、うんちくを垂れたければそうすればよいと思います。
   政治家やお役人のしゃべり方にもこういった類の常套句が山盛りです。もっと自分の言葉で、わかりやすくシンプルに話して欲しいものです。