議員日記 2003.6.18〜25          

                                     

6月18日(水)

本会議始まらず。止まったままの議会の時間!

  昨日の夕方に開かれた議会運営委員会がまたもめました。理由は16日の議会運営委員会にいきなり市長が登場して「外環道路反対特別委員会」から「反対」という言葉を取って欲しいと説明しだしたのが発端です。

6/12のところで書きましたように、既にこの件については与野党の折衝で決着がついた筈でした。なんで、市長が議会運営に口出しするのでしょう。議会の独立性は?当然、野党側は猛反発。今朝は議会運営委員会が930からとのことで、勇んで市役所に行ったけれど、肝心のこの議会委員会が始まりません! 議運が始まらないと本会議も始まりません。結局一日中、控室で待ちぼうけで、午後5:00少し前に、今日の本会議を明日に延長するという決議が形式的に行われました。

6/19(木) 

今日も本会議が開かない!!

   昨日の話では今朝10:00から議会運営委員会を開催し、午後1:00から本会議をやるとのことだったのに、議会運営委員会が開かれたのは11:00過ぎでした。自民クラブや市民クラブ・公明などが代表者会議で決まったことを振り出しに戻して、外環道路反対特別委員会の名称から 「反対」を取るという論理を三たびかたくなに主張。16日に市長が直々に議会運営委員会に乗り込んできたので、与党3会派は市長の言うなりに?それとも、自分たちだけでは「反対」を名称からはずせなかったので、市長の力を借りて逆転を狙ったのか?真偽の程はわかりません。どちらにせよ、はっきりしたのは3会派の市議会議員と市長が議会運営でもべったりの関係であること。

   本会議は午後1:00からの予定でしたが、結局昨日と同じように夕方5:00直前に「会議の延長」手続きを取り、実際に開催されたのは午後6:40。市民の党と共産党が議長の不信任案を動議で提出しましたが、結局、数の力で却下されました。民主党も議長不信任に賛成するはずでしたが、与党側から民主党所属の副議長不信任案を出すぞと言われて(これは裏情報です)、急に退席ということになりました。議長不信任案提出の前には共産党・市民の党・私で記者会見をやり、言いたいことを喋りました。

6/20(金)

ボーナスと給料の話

  市議会議員の報酬は月額額面55万で、手取額は多少個人差があるものの 46万円程度です。5月分からもらっています。私は無所属なので政党などへの上納金はありません。

ボーナスは6月19日に早々と出ました。議員になったばかりなのに満額の約100万円ももらいました。今まで、一市民として数年間、仲間と自腹でリサーチ・講演会・裁判などやってきた者にとって、この経済的な基盤は本当に夢のような話です。これだけ経済的に恵まれているのですから市議の仕事をバリバリやらなければと思います。

6/22(日)

休みの過ごし方

    初めての議会なので、時間管理がまだうまくできません。特に先週は議会が停滞したので待ち時間が多く、議会モードに身体が慣れません。

   今日もたまった資料整理や家事などをやろうと思っていたのですが、頭がごちゃごちゃになって結局あんまりできませんでした。

   唯一の息抜きは久しぶりに吉祥寺で友人に会って、ちょっとおしゃべりできたこと。ハモニカ横町にある「ハモニカキッチン」に行きました。この店は古い「横町」の雰囲気を上手に使った店構えで雑誌でもずいぶん紹介されている。今日もカップルで賑わっていた。この横町も武蔵野市の計画では再開発が視野に入っているらしいけれど、ただ新しいビルを建てるだけでなく、こういう場所を残すことこそ“まち作り”だと思います。若い人達の「横町」での賑わいを見て、つくづくそんなことを考えました。

6/23(月)

初めての文教委員会

    今日は9:30から懇談会文教委員会の下打ち合わせ)があり、10:00からは「委員会」が始まりました。まず、補正予算、次が陳情の審議で、最後は行政報告として「大野田小建設計画」の説明が行われました。終わったのが夕方4:00頃。ずっと座りっぱなしでの審議は結構疲れる。しかし議員報酬のことを考えれば文句は言えません。

大野田小建設計画」の説明でわかったこと。・ ・ ・ 100年校舎(センチュリースクール)と謳っているのに、肝心の建設関係資料の保存は、設計図面だけが永年(永久)で、後の工事関係の資料は10年までだそうです。こんなふうに大事な資料を残さないということは、「100年校舎」が単なるお題目ということでしょうか?100年の途中でまた何か起きたら、原因を究明せず今回と同じように「大急ぎ」で改築するのでしょうか?納税者に対して説得力に欠けるやり方です。

   今日の委員会には結構傍聴の議員もたくさんいました。私は傍聴席側に座ったので、結構ヤジが聞こえます。議員としての発言の時より「ヤジ」に本領を発揮する元気者もいる。誰とは言いませんが・・・

   今日の文教委員会の議事録が市議会のHPで公開されるのは、やはり約3ヶ月先ということです。もう少し早くなればよいのですが、余程やり方を変えない限り難しいようです。

6/24(火)

「行政報告」って何だろう?

   今日は10:00から厚生委員会がありました。私は傍聴席で勉強させてもらいました。
昨日と同様「陳情」「行政報告」の順番で進みました。今回の「行政報告」のテーマは

1)(汚れたプラスティック類を含む)埋め立てゴミの焼却を始めること
2) 「SARS」への対応について
3)  本町在宅介護支援センター(仮称)整備事業について

の3件でした。

   1)については民主・市民ネットのS議員・F議員、共産のM議員からの質問がありました。SさんとMさんは新人議員なのですが、よく勉強していて鋭い質問を発していました。しかし役所側の答弁が今いちで、他人に分からせるためにしゃべっているとはどうしても思えないような答え方でした。さらにS議員の「市では廃棄物会計をやっているとのことですが、谷戸沢処分場への負担金はどのくらい払っているのでしょうか?」との質問に対して、担当のO氏が少しの空白の後「H14年度でエコセメント事業39,324,000円・・・」などと、づらづらとエコセメント事業にかかった予算額だけを答えたのにはびっくり。この後、市長がすかさずフォローしていましたが、ゴミ関係の担当者がこの程度の答え方では武蔵野市の環境への取組みも先が思いやられます。

※「廃棄物会計」とは環境を重視して資源を処分する経費なども計上しようという考え方で、生活者ネットなどで進めています。武蔵野市は「育てよう!廃棄物会計」という本のアンケートに「(廃棄物会計を)やっている」と答えています。担当の部課長であれば負担金の額は知っているはずですが、今日は答えられませんでした。

   なお、昨日の日記で文教委員会の議事録が市議会のHPで公開されるのは、約3ヶ月先と書きましたが、最近少し早まって2ヶ月半くらい先には公開されるようです。でもまだ遅いよね。

6/25(水

 役所の中ではどんどん物事が進んでいるのに・・・

  朝10:00から建設委員会で、今日も私は傍聴席で見学です。2つの陳情と下記の行政報告がありましたが、質問は2議員からのみで11:00に終了、低調な委員会でした。この委員会のメンバーは新人がゼロで全員が現職議員です。今日の「行政報告」は

@ 用途地域の見直しについて
A 公園サインの実施について
B JRの切換工事中の快速電車運行計画について

の3つでした。

    さて午後からは1:00から全員協議会(全員協議会室で議員全員が集まって協議する場)で、建設委員会でも議題で出た「用途地域の見直し」について行政からの説明がありました。質問は共産のH議員・公明のK議員・私と続きました。
   私が三鷹市で用途地域見直しで市の34%の地区に高さ制限を設けたことに関連して、武蔵野市では検討していないのか?と質問しました。 担当のI氏は「高さを低くしても、同じ容積の建物を建てる場合は床面積を広げなければならない、そうすると緑のスペースが減るので、建物の高さを高くした方がまちづくりの観点からは良い。」などとしゃべりました。また市長はこの後の市民の党のY議員の同様の質問に対して、机の上にあった"三角柱の名札"を使ってまるで小学生に説明をするかのようにしゃべっていました。横のものを縦にするだけで同じことだと言いたいようです。
   それなら、何故三鷹市を含め3市7区もの自治体が高さ制限を検討しているのでしょうか? 高くなれば日照・眺望・景観・ビル風など、「横のものを縦にする」というだけでは済まされない問題が発生します。問題が起きてからではなく、景観やまちづくりという視点から、行政がどれくらいの高さを容認するのかについて前もって判断を下すことが極めて重要なことだと思います。

  この3日間の委員会の報告で、色々な部署でいろんなことが着々と進んでいることを実感しました。しかし、決まってからの報告ではなく、もう少しまえびろに検討プロセスをオープンにしてもらいたい、そんな思いを強くしました。